LUCIAS ― 光制御による新しい情報体験プラットフォーム
LUCIAS
Light-Controlled Information Experience Platform
光制御による新しい情報体験プラットフォーム
研究コンセプト
現在のディスプレイ技術は、スマートフォンやテレビに代表されるように、限られた表示面上に情報を提示することを基本としています。
一方、これからの情報社会では、ディスプレイそのものだけでなく、透明な面、材料、空間など、私たちを取り巻くさまざまな環境が情報提示の場となることが期待されています。
LUCIAS(Light-Controlled Information Experience Platform)は、光を自在に制御することで、従来のディスプレイの概念を超えた新しい情報体験の創出を目指す研究プラットフォームです。
光学技術、材料技術、空間表示技術を融合し、「情報を表示する場所」「情報を伝える媒体」「情報を体験する方法」を拡張することを目標としています。
LUCIASが目指す3つの情報体験の拡張
1. 情報を伝える媒体の拡張
New Information Media
従来の電子ディスプレイに加え、印刷媒体や光機能材料など、新しい情報表現媒体の創出を目指します。
関連技術:
- POP(Optical Information Media)
- Chromodot(Functional Optical Material)
2. 情報を表示する面の拡張
Transparent Information Interface
ガラスや透明材料など、これまで表示領域ではなかった場所を情報インターフェースとして活用することを目指します。
関連技術:
- UNI(Transparent Information Display)
3. 情報が存在する空間の拡張
Spatial Information Experience
情報を表示面だけに限定せず、空間中に提示することで、新しい情報体験を創出します。
関連技術:
- Mirage(Floating Image Experience)
- FLOAT(Spatial Display Platform)
LUCIASを構成する5つの研究テーマ
UNI
Transparent Information Display
透明な面を情報表示領域として活用する研究です。
ガラスや透明材料などへの情報提示を通じて、周囲の環境と調和した新しい表示インターフェースの実現を目指します。
Chromodot
Functional Optical Material
光の制御機能を持つ材料を活用し、新しい光情報表現を実現する研究です。
材料そのものが情報表現の役割を担う、次世代光機能材料の創出を目指します。
POP
Optical Information Media
光学的な特性を利用した新しい情報媒体の研究です。
電子デバイスに依存しない情報提示の可能性を広げ、印刷技術や光学技術を融合した新しいコミュニケーションメディアの創出を目指します。
Mirage
Floating Image Experience
空間中に情報を提示する新しい表示体験の研究です。
表示面の制約を超え、あたかも情報が空間に存在するような新しい視覚体験の実現を目指します。
FLOAT
Spatial Display Platform
空間そのものを情報提示領域として活用する次世代表示技術の研究です。
人と情報の新しい関係を創出する、未来型空間インターフェースの実現を目指します。
LUCIASが描く未来
LUCIASは、単なる個別の表示技術開発ではなく、
- 光を制御する
- 材料の機能を引き出す
- 表示領域を拡張する
- 情報体験を豊かにする
という共通のビジョンのもと、複数の研究テーマを統合する研究プラットフォームです。
「画面を見る」から「光によって情報を体験する」へ。
LUCIASは、未来の情報社会に向けた新しい表示・情報体験技術の創出を目指します。